【皮膚科医に聞いた】化粧水いらないって本当?肌に良いスキンケアとは

スキンケア

みなさん普段のスキンケアで化粧水は使いますか?

実は最近、化粧水の使用について警報を鳴らす皮膚科医や美容の専門家が増えているのです。

私たち日本人は何の疑いもなく化粧水を日々使う人がほとんど。

しかし、専門家たちによるとスキンケアを凝っている人ほど、敏感肌になりやすく肌トラブルが多いんだとか…。

私たちが美容のために良かれと思ってやっていたことが、実はまったく無意味、むしろ肌トラブルを自ら招いていたことになるのです。怖い!

 

10年前に放送された「ためしてガッテン」をきっかけにささやかれている化粧水不要論。

今回記事では、本当に化粧水は肌に悪いのか、一体スキンケアの正解は何なのか調査したいと思います!

 

【皮膚科医に聞いた】化粧水は本当に必要なのか

早速、昔からお世話になっている皮膚科の先生に聞いてみました。

 

ずばり化粧水は肌に必要なんでしょうか?

 

肌のことをしっかり勉強している人であれば化粧水を推奨する人はいないと思うよ。

今現在、肌悩みがない人に急に化粧水をやめろとはいわないけど、肌荒れやアトピー、繰り返すニキビなどに悩んでいる人には化粧水を断つことを推奨してます。

 

最初はにわかに信じられませんでしたが、自分自身が繰り返す大人ニキビや、季節の変化で肌が荒れることに悩んでいたので「化粧水断ち」を実践してみることに。

どんなに有益な情報でも自分に体感がなければ意味がありません。

 

化粧水断ちをした結果

  • 乾燥を感じなくなった
  • 肌のキメが整ってきた
  • ニキビが出来にくくなった
  • 肌に艶がでた
  • 生理前に肌が荒れなくなった

化粧水断ちをして1ヶ月を過ぎた辺りから上記のような体感がありました。

最初は乾燥し、化粧水後のお肌のしっとり感が恋しくなりましたが、ひたすら我慢。

数日もすれば化粧水のないスキンケアにも慣れ、ワンステップの手間が省けてスキンケアが快適に(笑)

化粧水を抜いたスキンケアを続けるうちに、以前よりも、明らかに肌の調子が良いことに気がついたのです。

いままでは肌トラブルが起きるのは、年齢やストレスのせいだと決めつけていましたが、「間違ったスキンケア」が肌荒れの元凶だった…。ということに自らの体験から実感しました。

 

みなさんが肌トラブルを感じるようになったのはいつ頃からですか?

肌の乾燥を感じたり、ニキビができたり毛穴が気になり始めたのは、スキンケアするようになってからではないですか?

 

外国人女性には化粧水をつける習慣がない?

余談ですが、ヨーロッパやアメリカの女性には化粧水をつける習慣がありません。

むしろ化粧水という概念がないのでコスメショップにすら化粧水が置いていないほどです。(ヨーロッパ・アメリカ圏では、クレンジングを拭き取る目的でローションを使用するぐらい。化粧水で保湿をするという概念がないのです)

 

こんな研究結果もあります。

 “
「日本人のスキンケア手順の複雑さは世界的に見ても特殊です。私たちの研究チームは、50人のフランス人女性に日本式のステップ数が多く重ね塗りをするスキンケアを1カ月間行ってもらい、逆に、日本人女性50人には、ヨーロッパ式のクレンジングと保湿だけといった、シンプルなスキンケアを1カ月続けてもらいました。その結果、1カ月後にはフランス人女性は敏感肌に、日本人女性の敏感肌は改善されるという結果になったのです」(オリヴィエ・ド・ラシャリエールら、ロレアル リサーチ&イノベーションの研究チームによるデータ)

引用:ソフィー・セット博士研究データ

 

このことからも複雑化したスキンケアが肌トラブルを招いているということが分かります。私たち日本人からすると、化粧水での保湿は常識ですが、海外からみると、なぜ水で保湿ができると考えられているのか不思議でならないそう。

そもそも、スキンケアが普及する以前はニキビや乾燥、アトピーなどの肌トラブルはいまより断然少なく、肌荒れはまさに現代を象徴する病なのだとか。

私たち日本人は、日本の化粧品は肌に優しいと考え安心して使用していますが、なぜスキンケアを徹底しているのに肌荒れが改善しないのか、肌荒れの原因がどこにあるのか、いままでの常識を疑うことが時には必要なのです。

化粧水が肌にとっていらない理由

「化粧水がいらない」といわれてもなかなか信じられないですよね。

化粧水がなぜ肌にとって必要ないものなのか詳しく解説していきます。

 

化粧水が乾燥肌を進行させる

「化粧水で保湿する」ことに疑問を感じたことはありますか?誰に教わったわけでもなく、いつの間にかすり込まれた美容の常識。しかしこれには大きな矛盾があったのです。

そもそも化粧水で保湿はできません。なぜなら肌にはバリア機能が備わっているため、細菌や汚れはもちろん余分な水分も侵入できないのです。化粧水で表面をいくら潤しても、一時的な体感でしかないのです。

むしろ水分を必要以上に与えられた肌は、不要なものと判断し水分を蒸発させます。その際にさらに乾燥が進行してしまうのです。紙を濡らして置いておくと、乾いた時にシワシワになってしまいますよね。それと同じことが肌の中でもおこっている…。そう考えると恐ろしいですよね。

 

化粧水が常在菌を減らす

腸に腸内菌がいるように肌にも常在菌がいます。

常在菌は肌を弱酸性に保ち細菌などの侵入を防ぐ働きをしてくれています。健康な人の肌には何十万の常在菌がいるといわれていますが、スキンケアを熱心にする人の肌には常在菌が極めて少ないんだとか。

その理由は化粧水をはじめ多くのスキンケアに含まれる防腐剤。化粧品は品質保持のために少なからず防腐剤が含まれます。その防腐剤が細菌だけでなく肌にとって重要な常在菌まで減らしていたのです。

常在菌がない肌はバリア機能が弱まり、細菌などが肌に侵入しさまざまな肌トラブルを引き起こす可能性が高いのです。

 

化粧水がバリア層を弱くする

スキンケアの本来の目的はバリア機能を補強すること。

しかし、化粧水はバリア機能を補強するどころか、バリア機能を破壊するものなのです。

化粧水は肌に浸透して肌を保湿する、保湿クリームは化粧水が逃げないように蓋をするとよく例えられますよね。化粧水は肌への保水力、浸透力に重きをおいて作られます。

しかし本来、肌にはバリア機能が備わっているので、成分は肌に浸透しません。そこで界面活性剤を使用することで肌への浸透性を良くしているのです。界面活性剤は角質層の細胞間脂質や天然保湿因子をとかし、バリア機能を破壊させてしまいます。

バリア機能が失効すると、有効成分だけでなく、アレルギー物質や菌まで肌の中に侵入することに。

そもそも論ですが、肌は下から上に向かってターンオーバーを繰り返すのが自然の流れです。その流れに反して、成分を浸透させるようなことは肌にとって良いことでもなんでもないのです。

化粧水は使わず、保湿剤でバリア機能を補強し、本来の肌が持つ力を高めてあげることがもっとも美肌に効果的です。

 

スキンケアの摩擦が肌を弱くする

角質層の厚さは約0.2㎜。ラップ程度の薄さといわれています。

なので肌はとてもデリケート。肌にとっていちばんのダメージはこすったり叩いたりする皮膚摩擦です。スキンケアの工程が多くなるほど、皮膚摩擦などの刺激は必然的に増えますよね。

良かれと思っていたこだわりのスキンケアが、実は肌に大きなダメージを与え、敏感肌や乾燥肌などの肌トラブルを促進させていたのです。

NG行為!
  • 化粧水を肌にパッティングする
  • 化粧水でコットンパックする
  • スチーマーを毎日あてる


これらの行為は一見、お肌に良いようにみえますが、乾燥肌を進行させる肌にとって最悪の行為。

いついかなる時も肌には優しく触れるように心がけましょう。

 

スキンケアの正しい知識をつけることが大切

情報がなんでも手に入る現代は、なにが本当で真実なのか判断するのは難しいですよね。

「化粧水断ち」をする上で、さまざまな美容関連の本を読みましたが、いちばん参考になったのが、宇津木隆一先生の本。自身の医師としての経験に基づいて、分かりやすく書いてあるので本当におすすめです!

宇津木先生の本の中には化粧水断ちはもちろん、スキンケア全般すべてを断つよう書いてありました。(え笑。無理)

化粧水はできてもスキンケア全般を断つなんて…。

 

乳液・クリーム・美容液は肌にとって必要?

宇津木先生曰く、化粧水はもちろんスキンケア全般は肌にとってNG。(保湿として白色ワセリンはOK)

複雑なスキンケアが肌にとって必要な皮脂や常在菌を奪い、バリア機能自体を崩壊させることでさまざまな肌トラブルを引き起こしていると説いています。

スキンケアアイテムひとつをとっても配合されている合成界面活性剤や防腐剤、香料は数種類。それがクレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリーム、美容液…。と複数続くことがスキンケアの最大のデメリットなんだとか。

 

自分にあったシンプルスキンケアを

とはいっても、女性にとってすべてのスキンケアを断つ「肌断食」はなかなか勇気がいることですよね。お化粧も必要ですし。

大切なのは、今のスキンケアを見直すこと、配合されている成分はなるべくシンプルなものを選ぶことです。

すべてのスキンケアを今すぐに絶たなくても、化粧水をやめてみる、使用頻度を少なくする、使用量を減らすなど少しづつスキンケアをシンプルにすることからはじめてみてくださいね。

また、同じように化粧水不要論を説く医師の中でも、美容成分であるヒト型セラミド化粧品をスキンケアに取り入れるべき、と説いている専門家もいます。(宇津木先生は不要と考えています)根本の考え方は同じでも、必ずこれが正しい!という正解のスキンケアはないんですね。

結局のところ、自分に合うスキンケアは自力で探すしかないということです(笑)

 

常在菌(美肌菌)を育むスキンケアについてはこちらにまとめてます❤︎

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「自分の肌に合ったスキンケアをみつけよう」

いかがでしたでしょうか

化粧水が肌トラブルを生むというと、なかなか信じられませんよね。

大切なことは自分の肌に合ったスキンケアをすること。肌の状態が良い人が必ずしも化粧水をやめる必要はありませんが、たくさんの量を使ったり、バシャバシャと肌に叩きつけるようなスキンケアはいますぐやめてくださいね。

なかなか改善しない肌トラブルに悩んでいる人は、騙されたと思って化粧水断ちをしてみてください。数日でお肌の変化に気がつくはずですよ。

 

おさらい

  • 化粧水は肌のバリア機能を低下させ肌トラブルの原因になり得る
  • 肌は水分では保湿できない
  • 万人に合うスキンケアはないので、自分にあったスキンケアを知ることが大切

 

今回参考にしたのはこちらの本❤︎

肌荒れに悩んでいる人や、肌断食に興味がある人はぜひ一読してみてください。

「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法 美肌には化粧水もクリームも必要ありません (単行本・ムック) / 宇津木龍一/著

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